溝口じゅん

5歳年上だった友人の兄と結婚、約1年が経とうとしたある日…幸せな生活は一変。

その友人とお酒を飲みながらのガールズトークは大いに盛り上がり終電を逃してしまう。

迎えに来て欲しいと夫を呼び寄せるも…その途中で事故に遭い彼の下半身は障害を持つこととなる。

「夫に頼まなければこんなことに…」自分を責めるじゅんは彼に対し一生添い遂げようと決意する。

ある程度、自力で生活できるとはいえもうないものだと思っていた夫からベッドの誘い…

聞けば海綿体内注射によって、女性上位の姿勢であれば愛し合うことが出来ると嬉しそうに話す彼。

いざ行為を始めてみると無理をしてまで痛みに耐える夫の姿は不憫に思えて仕方なかった、

抱いてくれなくても…と自分に言い聞かせるも健常だった夫と明け暮れたSEXの日々、

対照的に刻まれた快感の二文字には遠く及ばない現実問題、

後ろめたさはあるものの満たされない若妻は己の性欲に目をつむることが出来なくなっていたのだ…。